ピストンポンプ/アキシアルピストンポンプ
油圧及び空気圧用語において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(a)ポンプ”に分類されている用語のうち、『ピストンポンプ』、『アキシアルピストンポンプ』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(a)ポンプ”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『ピストンポンプ』、『アキシアルピストンポンプ』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)
⇒【(2)エネルギー変換に関する用語 > (a)ポンプ 】
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (a)ポンプ
番号: 2112
用語: ピストンポンプ
定義:
ピストンを斜板(※1)、カム、クランクなどによって往復運動させて、液体を吸込み側から吐出し側に押し出す形式のポンプ。
対応英語(参考):
piston pump
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (a)ポンプ
番号: 2113
用語: アキシアルピストンポンプ
定義:
ピストンの往復運動の方向がシリンダブロック(※2)中心軸にほぼ平行であるピストンポンプ。
対応英語(参考):
axial piston pump
(※1)
斜板とは、”しゃばん”と読み、斜板式ピストンポンプ又はモータに用いて、ピストンの往復運動を規制するための板のことです。
(※2)
シリンダブロックとは、数個のピストンが入る一体部品のことです。