シリンダの速度効率/ヘッド側/キャップ側
油圧及び空気圧用語において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(d)シリンダー”に分類されている用語のうち、『シリンダの速度効率』、『ヘッド側』、『キャップ側』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(d)シリンダー”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『シリンダの速度効率』、『ヘッド側』、『キャップ側』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)
⇒【(2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー 】
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー
番号: 2437
用語: シリンダの速度効率
定義:
実際の速度と理論速度との比。
対応英語(参考):
speed-efficiency (cylinder)
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー
番号: 2438
用語: ヘッド側
定義:
ピストンロッド(※1)が出ている側。
参考:
従来、ロッド側と呼んでいたものである。
対応英語(参考):
head end
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー
番号: 2439
用語: キャップ側
定義:
ピストンロッド(※1)が出ていない側。
参考:
従来、ヘッド側と呼んでいたものである。
対応英語(参考):
cap end
(※1)
ピストンロッドとは、ピストンと結合して、その運動をシリンダーの外部に伝達する棒状部品のことです。
なお、油圧及び空気圧シリンダーに使用するメートル系列のシリンダー内径及びピストンロッドの径に関しては、以下のJIS規格があります。
JIS B 8366-1
油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第1部:シリンダ内径及びピストンロッド径
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