油圧シリンダー,ポンプ,機器,モーター,ユニット,回路,バルブ,配管等

 

片ロッドシリンダー/両ロッドシリンダー/クッション付シリンダー



油圧及び空気圧用語において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(d)シリンダー”に分類されている用語のうち、『片ロッドシリンダー』、『両ロッドシリンダー』、『クッション付シリンダー』のJIS規格における定義その他について。

油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(d)シリンダー”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『片ロッドシリンダー』、『両ロッドシリンダー』、『クッション付シリンダー』などの用語が定義されています。

油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)
⇒【(2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー 】


分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー

番号: 2405

用語: 片ロッドシリンダー

定義:
ピストン
(※1)の片側だけにロッドがあるシリンダー。

対応英語(参考):
single rod cylinder


分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー

番号: 2406

用語: 両ロッドシリンダー

定義:
ピストン
(※1)の両側にロッドがあるシリンダー。

対応英語(参考):
double rod cylinder


分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー

番号: 2407

用語: クッション付シリンダー

定義:
ストローク
(※2)終端の衝撃を緩和する機構を付けたシリンダー。

対応英語(参考):
cushioned cylinder


(※1)
ピストンとは、シリンダー内を往復運動しながら流体圧力と力の授受を行うための、直径に比べて長さの短い機械部品のことで、通常は連接棒又はピストンロッド(ピストンと結合して、その運動をシリンダーの外部に伝達する棒状部品)とともに用いられます。

(※2)
ストロークとは、ピストンが移動する距離のことです。