ダイアフラム形シリンダー/差動シリンダー/多位置形シリンダー
油圧及び空気圧用語において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(d)シリンダー”に分類されている用語のうち、『ダイアフラム形シリンダー』、『差動シリンダー』、『多位置形シリンダー』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)において、”(2)エネルギー変換に関する用語”の分類の中で、”(d)シリンダー”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『ダイアフラム形シリンダー』、『差動シリンダー』、『多位置形シリンダー』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語(JIS B 0142)
⇒【(2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー 】
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー
番号: 2415
用語: ダイアフラム形シリンダー
定義:
運動部分のシールにダイアフラムを用いたシリンダー。
対応英語(参考):
diaphragm sylinder
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー
番号: 2416
用語: 差動シリンダー
定義:
シリンダーの面積とシリンダーとピストンロッド(※1)の間の環状面積との比が、回路機能上重要な複動シリンダー。
対応英語(参考):
differential cylinder
分類: 油圧及び空気圧用語 > (2)エネルギー変換に関する用語 > (d)シリンダー
番号: 2417
用語: 多位置形シリンダー
定義:
同軸上に二つ以上のピストンをもち、各ピストンはそれぞれ独立した部屋に分割されたシリンダー内で動き、幾つかの位置を選定するシリンダー。
対応英語(参考):
multi position cylinder
(※1)
ピストンロッドとは、ピストンと結合して、その運動をシリンダーの外部に伝達する棒状部品のことです。
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