圧力制御弁／リリーフ弁／定比リリーフ弁
油圧及び空気圧用語において、”（3）エネルギー制御に関する用語”の分類の中で、”（d）圧力制御弁”に分類されている用語のうち、『圧力制御弁』、『リリーフ弁』、『定比リリーフ弁』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語（JIS B 0142）において、”（3）エネルギー制御に関する用語”の分類の中で、”（d）圧力制御弁”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『圧力制御弁』、『リリーフ弁』、『定比リリーフ弁』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語（JIS B 0142）
⇒【（3）エネルギー制御に関する用語 > （d）圧力制御弁 】
分類： 油圧及び空気圧用語 > （3）エネルギー制御に関する用語 > （d）圧力制御弁
番号： 3401
用語： 圧力制御弁（※1）
定義：
圧力を制御するバルブ。
対応英語（参考）：
pressure control valve
分類： 油圧及び空気圧用語 > （3）エネルギー制御に関する用語 > （d）圧力制御弁
番号： 3402
用語： リリーフ弁
定義：
回路内の圧力を設定値に保持するために、流体の一部又は全部を逃がす圧力制御弁。
対応英語（参考）：
relief valve,
pressure relief valve
分類： 油圧及び空気圧用語 > （3）エネルギー制御に関する用語 > （d）圧力制御弁
番号： 3403
用語： 定比リリーフ弁
定義：
回路の圧力をパイロット圧力に対し、所定の比率に調整｛パイロット操作（※2）｝するリリーフ弁。
対応英語（参考）：
proportional pressure relief valve
（※1）
圧力制御弁に関連するJIS規格には、以下などがあります。
JIS B 8664
油圧−圧力制御弁（リリーフ弁除く），シーケンス弁，アンロード弁，絞り弁及びチェック弁−取付面
この規格では、互換性を保証するために、圧力制御弁（リリーフ弁を除く。）、シーケンス弁、アンロード弁、絞り弁及びチェック弁の取付面の寸法などについて規定されています。
（※2）
パイロット操作とは、パイロット圧（パイロット圧とは、パイロット管路に作用させる圧力）の変化による操作方式のことです。
[ 油圧・空気圧 ＞ 弁体の位置,圧力制御弁 ]
