バンク形弁／モジュラスタック形弁／カートリッジ形弁
油圧及び空気圧用語において、”（3）エネルギー制御に関する用語”の分類の中で、”（g）取付け方式”に分類されている用語のうち、『バンク形弁』、『モジュラスタック形弁』、『カートリッジ形弁』のJIS規格における定義その他について。
油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語（JIS B 0142）において、”（3）エネルギー制御に関する用語”の分類の中で、”（g）取付け方式”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『バンク形弁』、『モジュラスタック形弁』、『カートリッジ形弁』などの用語が定義されています。
油圧及び空気圧用語（JIS B 0142）
⇒【（3）エネルギー制御に関する用語 > （g）取付け方式 】
分類： 油圧及び空気圧用語 > （3）エネルギー制御に関する用語 > （g）取付け方式
番号： 3704
用語： バンク形弁
定義：
積重ねができる数個の同種のバルブをタイボルトなどで一体に組み立てたバルブユニット。
対応英語（参考）：
banked valve
分類： 油圧及び空気圧用語 > （3）エネルギー制御に関する用語 > （g）取付け方式
番号： 3705
用語： モジュラスタック形弁
定義：
機能の異なる各種のバルブを大きさ別に一定の取付か寸法で用意し、その組合せを変えることによって、異なる回路構成ができるようにしてある積層弁の構成要素。
対応英語（参考）：
moduler stack valve
分類： 油圧及び空気圧用語 > （3）エネルギー制御に関する用語 > （g）取付け方式
番号： 3706
用語： カートリッジ形弁
定義：
ハウジング（※1）にはめ込んで用いるバルブで、ハウジングの流路と対応するポートをもつ、本体が円筒形のバルブ。
対応英語（参考）：
cartridge valve
（※1）
ハウジングに関しては、関連するJIS規格として、以下などがあります。
JIS B 8394-1
油圧−組合せシール用ハウジング−寸法及び許容差−第1部：ピストンシール用ハウジング
JIS B 8394-2
油圧−組合せシール用ハウジング−寸法及び許容差−第2部：ロッドシール用ハウジング
JIS B 8395
油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−往復動用ワイパリングのハウジング−寸法及び許容差
JIS B 8396
油圧−シリンダ−往復動用ピストン及びロッドシールのハウジング−寸法及び許容差
JIS B 8663
油圧−シリンダ−ピストン及びロッド用ウェアリングのハウジング寸法
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