油圧シリンダー,ポンプ,機器,モーター,ユニット,回路,バルブ,配管等

油圧及び空気圧機器、或いは油圧及び空気圧システムに関して一般に用いられる主な用語として、油圧及び空気圧用語（JIS B 0142）において、”（5）その他の機器に関する用語”の分類の中で、”（c）その他”に分類されている油圧及び空気圧用語には、以下の、『油圧ユニット』、『バルブスタンド』、『圧力スイッチ』などの用語が定義されています。

油圧及び空気圧用語（JIS B 0142）
⇒【（5）その他の機器に関する用語 > （c）その他 】

分類： 油圧及び空気圧用語 > （5）その他の機器に関する用語 > （c）その他

番号： 5301

用語： 油圧ユニット

定義：
ポンプ、駆動用電動機、タンク及びリリーフ弁（※1）などで構成した油圧源装置又はこの油圧源装置に制御弁も含めて、一体に構成した油圧装置。

対応英語（参考）：
hydraulic power unit,
(hydraulic powerpack)

分類： 油圧及び空気圧用語 > （5）その他の機器に関する用語 > （c）その他

番号： 5302

用語： バルブスタンド

定義：
圧力源とは別に、バルブ、計器その他の付属品を装着し、一体に構成した制御用スタンド。

対応英語（参考）：
valve stand

分類： 油圧及び空気圧用語 > （5）その他の機器に関する用語 > （c）その他

番号： 5303

用語： 圧力スイッチ（※2）

定義：
流体圧力が所定の値に達したとき、電気接点を開閉する機器。

対応英語（参考）：
pressure switch

（※1）
リリーフ弁とは、回路内の圧力を設定値に保持するために、流体の一部又は全部を逃がす圧力制御弁のことです。
定比リリーフ弁（回路の圧力をパイロット圧力に対し、所定の比率に調整パイロット操作するリリーフ弁）、両方向リリーフ弁（二つのポートをもち、それらのポートが入口又は出口として交互に作動するリリーフ弁）などがあります。

（※2）
圧力スイッチに関連するJIS規格としては、以下などがあります。

JIS B 8667
油圧−圧力スイッチ−取付面及び取付寸法

この規格では、圧力スイッチの取付面及び取付方法について規定されています。